韓国公開:2013年1月23日
日本公開:2014年1月25日
上映時間:127分
韓国語タイトル:7번방의 선물(チルボンバンゲ ソンムル)
原題の和訳:7番房の贈り物
脚本:イ・ファンギョン
演出:イ・ファンギョン
主な登場人物・キャスト
俳優名 | 役名 | 役柄 |
リュ・スンリョン | イ・ヨング | 知的障害を持つ |
カル・ソウォン | 幼い頃のイェスン | ヨングの娘 |
パク・シネ | 大人になったイェスン | ヨングの娘、弁護士 |
オ・ダルス | ソ・ヤンホ | 元暴力団員、7番房房長 |
パク・ウォンサン | チョイ・チュノ | 詐欺で服役 |
キム・ジョンテ | カン・マンボム | 姦通で服役 |
チョン・マンシク | シン・ボンシク | スリで服役 |
キム・ギチョン | ソじいさん | 当たり屋で服役 |
チョン・ジニョン | チャン・ミナン | 刑務所長→イェスンの義父 |
中盤までのあらすじ
知的障害を持つヨングは幼い娘イェスンと二人で暮らしている。ヨングは一生懸命働いて、もうすぐ小学校に上がる娘に、娘の好きなセーラームーンのランドセルを買おうと考えていた。しかし、給料日に店に買いに行くと、ランドセルは売れてしまっていた。そのランドセルを背負った女の子が売っている店に案内してくれると言うのでヨングは後をついて行くが、その少女が何者かによって殺害されてしまう。そして、ヨングはわけがわからないまま、幼児誘拐殺人罪とわいせつ罪で逮捕され、幼い娘を一人残して刑務所に服役することになる。
元暴力団員ヤンホを房長とし4人の囚人がいる7番房に収監されたヨング。囚人たちには痛めつけられ、娘のイェスンにも会えなくなり、つらい毎日を送っていたが、ある日房長のヤンホが攻撃されようとしたところたまたま自分が代わりにやられて助けたことによって、7番房の仲間に認められることになる。
房長のヤンホから欲しいものがあれば何でも言えと言われ、ヨングは娘のイェスンに会わせてほしいと頼む。仲間達は、キリスト教の保育園に引き取られたイェスンが刑務所に慰問活動で訪れるという情報を入手し、密かにイェスンを7番房へ連れて来ることに成功する。涙ながらに再会を果たす父と娘。しかし、イェスンを帰らせるタイミングを逃してしまい、イェスンはしばらく7番房で刑務官達にばれないように隠れて生活することになる。結局2日目に刑務所長に発見され、イェスンは保育園へ返され、ヨングは独房に隔離される。
数日後、刑務所で火事が起こり、ヨングは火事で意識を失った刑務所長を助け出す。自分を犠牲にしてまで他人を助けようとするヨングの行動から、刑務所長はヨングの殺人事件に疑問を覚え始める。ヨングの事件を見直し始めた刑務所長は、殺された娘が警察庁長官の娘であったことを知る。刑務所長は長官にヨングが無実であることを進言するが、愛娘を亡くした長官は復讐に燃え、耳を貸そうともしないのだった。
予告編
感想
幼い娘のことを守ることだけを思う父、そんな父を一途に慕い心配する娘。そんな父と娘の想いに涙涙。。知的障害の主人公に冤罪を着せた権力に憤りを感じ涙涙。。7番房の仲間たちがそんな父と娘を庇い応援する姿に涙涙。。
泣き所の多い作品ですが、幼い娘を房にかくまう仲間たちの連携プレーには温かな笑いを誘われます。心に残る映画です。
笑い | ★★ |
涙 | ★★★ |
ときめき | |
緊迫感 | ★★ |
感動 | ★★★ |
総合評価 |